こんにちは。shizukaです。
今回は、試験管ハーバリウムに挑戦してみます。
中でも、一輪挿しは、浮きやすく難しいと言われていますが、コツを掴めばできます。
そのコツもご紹介します。
そして、プリザーブドフラワーで青バラの枝付きを作りました。
それを利用します。
ラメ付きのかすみ草とバラのシンプルなハーバリウムです。
目次
試験管ハーバリウムの作り方の手順
準備するもの
- プリザーブドフララーの青バラ(枝付き)
白いミニバラを7分咲きぐらいのところで摘んで、1液性のプリザ液につけたものです。
予備も作っておいた方がいいです。
- ラメ付きホワイトかすみ草
ネットの花材屋さんや手芸店で手に入ります。
- 試験管(平底)
ネットで購入しました。
高さ:約13cm
直径:約3cm
- コルク栓orゴム栓
直径30mm用
代わりにゴム栓でもOKです。
ゴム栓の方が倒してもこぼれにくいかもしれません。
- ビニール風呂敷
テープルや机に敷いて汚れないようにします。
シリコンオイルやミネラルオイルをテーブルや机に直にこぼしてしまうと、後のお掃除が大変になってしまうので、そうならないために敷きます。
100円ショップで売っているもので大丈夫です。
- ハーバリウムオイル
シリコンオイルでもミネラルオイルどちらでも大丈夫です。
今回使用しているのは、ミネラルオイルです。
株式会社Kemuriという所のkinariオイルを使っています。
- ロングピンセット(ストレート)
試験管の中に花材を入れる時に使用します。
- キッチンペーパー
消毒した試験管をかぶせて乾燥させる時に下に敷いたり、ピンセットを拭いたりする時に使います。
- 無水エタノール
試験管の汚れ落しに使います。
薬局や、ドラッグストアーに売っています。
- エアダスター
試験管の、ゴミやホコリを落とす時に使います。
- スプレーボトル
顔につけるミストスプレーぐらいのサイズで大丈夫です。
100円ショップで手に入ります。
- 手袋(調理用のニトリル手袋)
手が荒れやすい人はつけてください。
- ガーゼ
ホコリが入らないように使います。
口が完全に隠れるくらいの大きさで大丈夫です。
- 輪ゴム
ガーゼを止めるのに使います
- 針金
ピンセットでは入りづらい部分の修正や気泡を抜きます。
- ハサミ
先が細くとがっているものが使いやすいです。
手芸用のハサミがオススメ。
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取り扱いの注意
長く経つと、バラの色は徐々にあせてきます。
現在の技術では、完全に色の退色を止めることはできません。
日のあたらない所に置いておくと、退色を少し遅らせることはできます。
アンティークな風合いを楽しんでください。
試験管のため、コルク栓では完全密封できません。
倒してしまうと、液がこぼれてしまう可能性があります。
平なところに置いてください。
直射日光が長時間が当たるところに置くと、ガラスボトルがレンズの効果で、発火の危険性がありますので窓際に置くときは、注意してください。
冬場は、太陽の位置が低くなり、より多くの太陽光が差し込むので、夏場の昼間よりも夕方が起きやすいです。
ハーバリウムオイルは水道に流さないでください。
捨てるときは、新聞や吸油紙などに染み込ませてください。
中の花材は燃えるゴミとして処理できます。
ハーバリウムオイルは、通常の扱い方なら安全ですが、
可燃性があるので、火のそばには置かないでください。
はじめに行うこと
⒈始めに手を綺麗にします。石鹸で洗ったり、消毒用エタノールを使ってください。
試験管の中にエアダスターを吹き付けてゴミやホコリを落とします。
⒉無水エタノールをスプレーボトルに入れ替えて試験管の中の全体にかかるように
2〜3プッシュして、汚れを落とします。
ボトルは、顔にかけるミストサイズぐらいで大丈夫です。
⒊スプレーしたら逆さまにして、敷いておいたキッチンペーパーの上で、乾かします。
エタノールは数秒〜数分で乾きます。
乾きにくいときは、キッチンペーパーを丸めて、ロングピンセットで挟んで、
試験管の中の残っているエタノールを拭き取ってしまっても大丈夫です。
通気性が良いところに置いておくとより早く乾きます。
試験管に花材を入れる
1.かすみ草をカットする。
多めにカットします。
多かったら後で調整がききます。
2.かすみ草をまとめて全体を軽くねじります。
捻った後、先端のつぼみあたりのところを持って軽く振ります。
バラバラになければOKです。
バラバラになってしまったらもう一度やり直してください。
3.試験管の底に捻ったかすみ草を入れます。
4.ロングピンセットを使って、側面に付くぐらいに全体を軽く広げます。
5.かすみ草のど真ん中にバラを入れていきます。
6.試験管ごとひっくり返してバラが落ちて来なければOKです。
落ちてきてしまったら、もう一度やり直します。
ここでかすみ草の量やバランスを調整します。
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バラが浮いてこないようにするコツ
底面に入れたかすみ草がポイントになってきます。
ボリュームがないかすみ草を入れるとバラと一緒に浮いてしまいます。、ボリュームがあるかすみ草を捻って入れることで、細かい枝が複雑に入り組みます。さらに試験管の側面にくっ付いていることでかすみ草自体がつっかえ棒のようになり浮きにくくなります。そこにバラの茎を引っ掛ける事で、バラ自体も浮きにくくなります。
試験管にハーバリウムオイルを入れる方法
1.試験管を少し斜めにして側面に沿わせるようにしてゆっくり少しずつ入れていきます。
一気に入れてしまうと、せっかくバランスが取れている花材が崩れてしまう原因になります。
2.半分くらいまでオイルを入れます。
花材の修正、位置のバランスを整えたいときはこの時点でやっておきます。
それより上にオイルを入れてしまってからだと難しいです。
3.残りのハーバリウムオイルをバラの花全体が隠れるくらいまで少しずつ入れていきます。
試験管の上まで入れてしまうとコルク栓ができなくなってしまうので
バラの花が完全に隠れた2〜3cm上くらいまでにします。
4.気泡を抜くため少し開けでおきます。ホコリが入ってしまうので小さく切った綺麗なガーゼをかぶせておきます。
ゴムで周りを止めておくといいです。
5.気泡が抜けたらコルク栓をして完成です。