こんにちは。shizukaです。
ハンドメイドのアクセサリーは、あげたら喜んでくれると思います。さらに、自分用にしても、好みの色やパーツで作れたらいいですよね。
でも・・・。
どんなパーツがあって、どんな道具を揃えればいいの?と悩む方もいるかと思います。
そこで、基本のパーツや使い方、揃えたほうがいい道具をご紹介します。
基本のパーツや使い方を知ってしまえば、アレンジは自在です!自分だけのオリジナルアクセサリーだって作れてしまいますよ〜
また、簡単なピアスの作り方も紹介していますので、ご参考にしていただけたらと思います。
目次
基本のパーツ
- 丸カン
大きさや、色、太さが様々あります。
間違った開き方をしてしまうと、後々閉じたときに綺麗な形になりません
- Cカン
見た目がアルファベットのCに似ているのでCカンと呼ばれています。
色やサイズが色々あります。
- 9ピン
丸めた姿が数字の9に見えるのでそう呼ばれています。
色や細さ、長さが色々あります。
ビーズなどを通してから丸めます。
- Tピン
底になる部分に平らなお皿がついています。
アルファベッドのTに見えるのでそう呼ばれています。
ビーズなどを通してから丸めます。
- 玉ピン
Tピンのお皿の部分が球になっています。
- デザインピン
Tピンのお皿の部分が星の形になっていたり、葉っぱのような形になっていたり、
ラインストーンがついていたりします。
- 座金
Tピンや9ピンの軸が細くて、どうしても入れたいビーズの方が穴が大きくてピンが抜けてしまう。合うサイズがない…。という時のお助けアイテムとして使用する、ビーズの上下の受け皿みたいなパーツで、これを入れることで、ビーズを抜けにくくすることができます。
合っていないと、小さすぎ、大きすぎということになってしまいますので、
ビースの大きさ(直径)に合わせて選ぶのがコツです。
あえてデザインとしても使えます。
ビーズのサイズがわからないという時は、実際に買いに行く先で合わせてみるという方法もあります。
または、ノギスが使える方は、そちらでも直径がわかると思います。
色々なデザインがあるので、ビーズの直径に合わせて選んでくださいね。デザインによってはサイズが決まってしまっているものあります。
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基本パーツの色
メーカーによって、同じ色でも呼び方が違う物があるようです。
例えば、金古美と言ったりアンティークゴールドと言ったりというような感じです。
揃えたほうがいい道具
- 平ヤットコ(溝がないもの)
溝があるとCカンや丸カンを開いたり、閉じるときに傷がついてしまうことがあるため。
2本あると、便利です。
- 丸ヤットコ
9ピンを丸めるのに重宝します。
- ニッパー
9ピンやTピン、チェーンを切るのに使います。
上記の3つは必ず揃えましょう!
大きさは、どれも全長130mm(13cm)〜150mm(15cm)くらいの物が良いです。
ホームセンターで売っているものや、ネットで調べると、3種類セットになっていたり、アクセサリーツールセットなどで売っているので、そちらを利用するのも良いです。
近くに手芸品屋さんやアクセサリーパーツ専門店があればそちらで購入するのもオススメ!
100円ショップでも手に入ります。
ただ強度に問題があることが多いです。
基本パーツの使い方
- 丸カン・Cカンの開閉の仕方
上から見ると逆S字のような形に見えます。
さらに開き方も逆S字のように開きます
開きすぎると閉じるのが大変なので、パーツがギリギリ入るぐらいの間隔で大丈夫です。
閉じる時は逆の手順で行います。
Cカン、丸カン両方とも開閉の仕方は同じです。
両方ともつなぎ目を水平に開くと元に戻せなくなるので、
必ず、逆S字のように開くようにしてください。
- Tピンの丸め方
Tピンは底についているお皿で止めているのでビーズやパーツの穴より少し大きめのお皿がついたものを選びます。小さいとビーズやパーツが抜けてしまいます。
ビーズやパーツを入れたら一度パーツのギリギリのところで平ヤットコを使って直角に曲げます。
画像は9ピンの丸め方ですがTピンもほぼ同じです。
Tピンの長さにもよりますが、
先端から7mmくらいのところでカットします。
丸ヤットコで先端を丸めます。
先端から少しずつ位置を変えて丸めると綺麗に丸まります。
- 9ピンの丸め方
はじめに、ビーズやパーツを通します。
片方はすでに丸くなっているので、
ビーズのギリギリのところで丸まっていない方を、平ヤットコを使って直角に曲げます。
9ピンの長さにもよりますが、
先端から7mmくらいのところをカットします。
先端から少しずつ位置を変えて丸めると綺麗に丸まります。
はじめに丸めた方とは逆方向になるように丸めます。
両方とも同じくらいの穴のサイズにするとバランスが取れて綺麗に見えます。
あると便利な道具
- ミニチュアラジオペンチ
平ヤットコの代わりにもなります。
溝がないものを使用してください。
- 三角形のお皿
細かいピーズやパーツ、無くしやすいものを入れておくのに使います。
パーツやピーズの個数分あるのが理想ですが、1枚のお皿にのせてしまっても
大丈夫です!
軽いので、ひっくり返してビーズやパーツをなくさないように注意してください。
何枚か入って1セットで売っています。
こちらは100円ショップのもので十分使えます!
または、豆皿と呼ばれる小さなお皿でも大丈夫です。
私は、陶器製の安定感の良い小さな豆皿を使っています。程よい重さでひっくり返りにくいからです。
- ピンセット
指では掴みにくいパーツを取るために使います。
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基本のパーツや道具が揃ったら早速、制作を始めてみましょう!
今回は、Cカンと猫モチーフのチャームとお花の形の透かしパーツ、フックピアスパーツの4種類だけで、初心者の方でもすぐに作れてしまうシンプルなピアスを作っていきます。
シンプルなので、年代問わず使えます。
材料は、全てパーツクラブというアクセサリーパーツ専門店の金具を使用しています。
材料
- Cカン(0.8✖️4✖️5mm)
シルバーカラーを使用
- ピアスフック(チタン)
あくまで参考なので、自分のお気に入りのパーツで作ってみてくださいね。
チタンは医療用としても使われているものがあり、錆びにくいのが特徴です。
アレルギーも起きにくいとされています。
- デザインフレーム(猫)
顔の形でシルバーカラーを使用しています。
- 透かしパーツ
今回は、シルバーカラーを使用
透かしパーツも色々なデザインや形があるので、お好みでチョイスしてくださいね。
猫のフレームのシンプルピアスの作り方
画像のようなピアスを作っていきます。
1.猫フレームにCカンと透かしパーツの片側をつけます。
2.フックの向きを気をつけながら、もう片方の透かしパーツにCカンとピアスパーツの根元部分の輪を通します。
3.Cカンを隙間なく閉じます。
平ヤットコを2つ使うと、挟んだ時に安定がよく、綺麗に隙間なく閉じることができます。
平ヤットコと丸ヤットコだと、丸ヤットコの方の安定感が悪くてCカンを落としやすいです。
Cカンは1回で閉じられるようにしましょう。
2回目ぐらいまでならやり直しがききますが、
傷がつき汚くなってしまいます。
それ以上、直そうとすると金属疲労で折れることがあるので注意です。
傷がついてボロボロになってしまったら、遠慮なく新しいものと交換しましょう。
ピアスのフックパーツは細いので、Cカンのつなぎ目同士をしっかり隙間なく閉じておかないとパーツが落ちてしまいます。
基本金具やパーツの色の組み合わせは、自由ですが、全てのパーツの色は同じか近い色で揃えた方が、見た目が綺麗です。