こんにちは。shizukaです。
今回は、UVレジン「星の雫」を使って、猫デザインフィルムを封入したへアゴムを作っていきたいと思います。
猫とコンパスのデザインフィルムを使います。
半球モールドに猫のコンパスのフィルムを封入するだけというシンプルですが、おもて面から見ると結構かわいいです。
UVレジンは、正直好きではありませんでした。
なぜかというと、UVライトで硬化させても、あのベタつきが残るからです。
それなのになぜ、UVレジン使うの?
と思いますよね。
偶然アマゾンを見ていて、パジコの「星の雫」というハードタイプのレジン液がありました。
今まで色々なUVレジン液を使ったので分かりますが、あのベタつきが残るのは、いい作品ができてもガッカリです。
またこれもダメだろうなぁと思って、どうしようかなと迷っていたのですが、どうしても気になるんです。
しかも定価より安かったので、思い切って買ってしまいました!
使ってみたらびっくり‼︎
1回の硬化でベタつかない…。
もう最高な気分になり、また始めようと思ったわけです。
目次
半球モールドにデザインフィルムを封入するだけ。ヘアゴムアクセサリーの作り方
準備するもの
- 猫のコンパスデザインフィルム
使用しているフィルムは、cat-a-lyst というオンラインショップで購入したものです。
- ピンセット
先が細い精密タイプがおすすめです。
精密ピンセットは先端がかなり鋭いので、床に落とすと
そのまま先端が刺さることがありますので、うっかり足の上に落とさないように
気をつけてください。
- UVレジン液
パジコの星の雫がオススメです。
今回も星の雫を使用しています。
1度の硬化で完全硬化します。
あの嫌なベタつきはありません。
冬場は粘り気が強くなって、使いづらいです。
エンボスヒーターで温めて使うとレジン液がサラサラになって使いやすくなります。
買った時は、100gですが、アマゾンだと定価よりも安いです。
- ニトリル手ぶくろ(調理用の手袋)
使い捨てでOK
- UVライト・UV-LEDライト
UVライト(36w)
約2分〜3分で硬化します。
UV-LED ライト
約30秒〜90秒
厚みや季節、天候などによっても異なります。
様子を見ながら硬化させてください。
UVライト・UV-LEDライトを、持っていなくても直射日光で硬化させることが出来ます。
直接太陽光で硬化させる時には、透明の密封容器の本体をフタの代わりに使用すると、ホコリやゴミが付くのを防ぐことができます。
晴れている日は、約30秒〜90秒
曇っている日は、約3分〜10分
形や厚み、季節によって変わるので、様子を見ながら調整してください。
- クリアファイル
100円ショップのものでOK
テーブルや机の上に置いて
レジン液で汚れないようにしたり
クリアファイルの上でレジン液を直接出して着色する時に使います。
- 半球型モールド(パジコ製)
20mmを使用しました。
手芸店やネットショップで購入できます。
- 着色料(パジコ 宝石の雫)
アマゾンで購入。単体だと送料がかかるので、お持ちでなければ、まとめて買った方が、安いかもしれません。
近所に手芸店があればそちらで買う方がオススメです。
今回は、
シアン
ブルー
パールターコイズ
を使用しました。
- ボタン足パーツ(大)
ヘアゴムを通すためのパーツとして使います
隠れ工房グリーンオーシャンというネットショップで購入しました。
- 楊枝
図案の位置を調整したり、レジン液を混ぜる時に使用します。
- ヘアゴム(黒)
元から輪になっているもの
100円ショップでも購入できます。
- ラッピングに使うタイ
ボタン足の穴が少し小さいのでヘアゴムを通す時に使います。
あると便利なもの
- エンボスヒーター
シリコンモールドを軽く温めて気泡を抜けやすくするために使います。
清原製の強弱の2段階式エンボスヒーターを使用しました。
- レジンクリーナー
レジン液でベダベダになってしまったところを拭くのに使います。
- ティッシュ
レジンクリーナーを使う時に使います。
- 撹拌棒(混ぜる棒)
割り箸や竹串でもOK
- 透明な密封容器(タッパー)
太陽光で直接硬化させる時に使用します。
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ヘアゴムアクセサリーの作り方の手順
1、デザインフィルムをカットします。
デザインのふちに沿ってぎりぎりのところでカットします。
この画像の向きが出来上がりの時の正しい向きです。
2、デザインフィルムを半球モールドに合わせてみて合うところへ入れてみます。
合わなければ、少しずつ縁の部分をカットして調整します。
一度取り出します。
3、半球モールドの半分位までレジン液を入れて硬化させます。
4、クリアファイルの上に、透明なレジン液を少し出して、楊枝でデザインフィルムの両面に薄く塗ります。
気泡を出しにくくするための一工夫です。
デザインフィルムは、表と後ろが反対にならないように気をつけてください。
入れる時は反対の方を上にして入れます。確認する時は、モールドの下から
見てください。盛り上がっている方が正しいデザイン面になります。
この画像を見ていただくとNが逆になっていると思います。
5、デザインフィルムを半分ほど硬化させたレジンの上にのせます。
のせたときに、デザインフィルムを何回か動かすとより密着して気泡が入りにくくなります。
6、もう一度レジン液を入れます。
この層はフィルムしか入れないので、量が少なくてもフィルムが完全にかくれていれば大丈夫です。
硬化させます。
7、着色したレジン液を入れていきます。
今回使用したのはこちらです。
最近発売された、真ん中のパールターコイズをこのシアンとターコイズに混ぜてみると、宇宙レジンが作れそうな感じでした。
あまり濃い色にしてしまうと完全に硬化しません。
このぐらいなら硬化します
これは完全に硬化しません。
この層で終わりなのでギリギリまで入れてしまって大丈夫です。
硬化させて出来上がりです。
出来上がりはこのようになります
ヘアゴムにする方法
底の平らな部分にボタンパーツを接着します。
ボタンパーツの方へレジン液を塗ります。
本体と合わせた時にレジン液がはみ出してしまっても大丈夫です。
本体の底面が水平になるように空の半球モールドなどに入れて固定してから硬化させると、
ボタンパーツの位置がずれにくいです。
ボタン穴が少し小さいのでそのままでばヘアゴムは通せません。
画像のようにラッピング用のタイをゴムに通してからボタン足にタイを入れて引っ張ると簡単に通ります。
タイを通す向きはどちらからでもOKです。
タイを外す時は、最初に捻った方とは逆に捻ると簡単に取れます。
タイを外したら小さい輪の方へ長い輪を入れて長い方を少しずつ引き締めて、ある程度締めたら出来上がりです。
ボタン足パーツに元々輪になっているヘアゴムを通すことで、ゴムが切れてしまってもゴムを取り替えるだけで再利用できます。
レジン液の使い方のコツ
レジン液が出にくい時は軽く振ってみてください
口側を下にしてしばらく置いておくと出やすくなります。
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硬化させる前の注意点
気泡は出来るだけ潰してください。
そのまま硬化させてしまうと変なところへ大きな気泡ができてしまったり、表面がボコボコして綺麗な作品が出来なくなってしまいます。
完全に気泡を抜くのは難しいですが、
ちょっとした手間で、やるかやらないかでは全然違います。
小さくても気泡を潰したい時は、少し高い位置から全体にまんべんなくエンボスヒーターをかけます。
普通のドライヤーと違って手芸用なので、ほとんど風がでません。風が出ない代わりに、熱を放出しています。
気泡を抜く際には、シリコンモールドに近づけ過ぎないようにしてください。
温度がかなり高いので、変形したり、溶けてしまったりすることがあります。