こんにちはshizukaです。
今回は、100円ショップのプラ板を使って、ペット用のネームプレートを作ります。
セリアで売っている透明(フロストタイプ)0.3mmプラバンを使用します。
目次
100円ショップのプラバンでネームプレートを作る方法、コツとは?
プラ板は縦と横で縮み方が違う?
プラ板は、ポリスチレンという加熱すると、縮んで硬化する性質を持ったプラスチックの板です。
薄くプレスして製造されているため、縮む方向があり、縦横均等に縮ませるのは難しいです。
はじめに、端の方で実験してみることをお勧めします。
今回は、セリアで売っている、半透明クラフトプラバン(フロストタイプ)で実験してみました。
図のように、縦と横で図案を書いて切り抜きどのように縮むかを試してみます。
赤い矢印がプラ板の元々の方向です。
縮ませた後はこのようになりました。
①は若干横長?
②は少し丸みがある?
対してどちらも変わらないような気がします。
どちらでも可愛いくできます。
プラバンのコツとは? (カットする時)
図案を写したら、目打ちで深めに輪郭をなぞる
なぞっておくことで、余計な部分に亀裂が入りにくくなります。
曲線、直線が混じっているものは、深めになぞっておいたほうがいいです。
猫の耳のような先端が少し尖るものは、少し丸みをつけると鋭利な部分が減って
触った時に怪我をしにくいです。
プラ板のコツとは?(縮ませる時)
1、あらかじめ、オーブンを予熱させておきます。
予熱させなくてもできますが、温度ムラがあるため、プラ板によっては、
かなり変形して縮んでしまうことがあります。
予熱させておくことで、オーブントースター内が一定の温度になっているため
プラ板にも一定の熱が加わるので、均等な形で縮みます。
予熱しておくと、縮み始めるのも早いので、目を離さないように注意してください。
溶けすぎてしまうことがあります。
2、取り出すタイミング
オーブントースターの中で縮んで、大きさがほとんど変わらなくなり、縁が残っているる状態で、プラ板の全体が平らになった頃が取り出すタイミングです。
柔らかさは、取り出してみて少し垂れるくらいが理想です。
早すぎると、変形したままだったり、硬い状態で、上から押さえるとプラバンが粉々になることがあります。
逆に入れすぎると溶けてしまいます。
3、熱いうちに平らにします
熱いうちに素早く、辞書の間に挟んだり、テーブルの平らなところにおいて、平らになるように上から押さえます。
冷めてしまってからだと平らにできません。
平らにしようとすると、割れる可能性が高いです。
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100円プラバンで作るペット用のネームプレートの作り方とは?
準備するもの
- プラバン
セリアで売っている透明(フロストタイプ)を使います。
- ステイズオンミディ
ジェットブラック
紙、木材、革、プラスチック、金属、タイルなどほとんどのものに使える万能スタンプインクです。乾くのも早いです。完全に乾いてしまえば、指で触っても落ちません。
- ステイズオン専用スタンプクリーナー
専用のクリーナーでないとスタンプインクが落とせません。
使ったら、なるべく早くゴム面につけないと、ゴム面のインクが落ちにくくなります。
- 木製アルファベットスタンプ
- 100円ショップのアルファベットスタンプ
セリアで購入したものです。
1文字ずつ自分でカットするのですが、文字と文字の間に溝が入っているので、
簡単に綺麗にカットすることができます。
このサイズの他に特大と小があります。
専用の連結ホルダーがないとつかえません。
それぞれのサイズ専用のものがあります。
このように付けて使います。
カットしたゴムスタンプはホルダーの押し込めるところまで押し込まないと、
綺麗にスタンプできません。
今回、カットしたサイズのプラバンにはこのサイズのスタンプがぴったりでした。
連結式なので1文字が曲がらずに押すことができます。
7文字までスタンプすることができました。
- アルミホイル
プラバンを縮ませる時にオーブンに敷きます。
必ず敷いてください、そのままやると付属の網にくっついてしまい取れなくなることがあります。
- さいばし
縮ませたプラバンを取り出す時に使います。
- 鉛筆
Bか2Bが書きやすいです。
芯が柔らかいので、減りが早いのが少し難です。
- マスキングテープ
幅はお好みで
- 丸カン
貴和製作所
1.0×6mm (RC)
- ニコイル(二重カン)
貴和製作所
1.0×8mm Ni
- カール クラフトパンチ
3/16″ (直径約5mm)
丸カンをつける穴を開けます。
- 平らな板
2枚
プラバンを縮ませた後に平らにするとき使ったり、スタンプをするときの下敷きになります。
表面がツルツルなものや真っ平らなものを用意してください。凹凸があると、それがプラバンについてしまいます。
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100円プラ板で作るペット用ネームプレートの作り方の手順
1、今回は、インターネットのフリー画像からとった猫顔シルエットのイラストを使用します。少し大きめに印刷します。(縮ませた時に1/4ぐらいの大きさになるため)クラフトプラバンのザラザラ面へ鉛筆で図案を写します。
鉛筆で濃く輪郭線を書いてしまうと、後で線を消す時に消しづらくなるので、
少し薄いくらいで大丈夫です。
気に入ったシルエットデザインでも大丈夫です。
輪郭のみ写します。
図案を写したプラバンをカットするときに耳の先端は少し丸くカットします。
カットしたら鉛筆の線を練り消しで消します。
2、クラフトパンチで、耳と耳の間の中心を上端から2mmくらいのところに穴を開けます。
3、ツルツルした方へスタンプします。
木製スタンプの方の作り方を載せています。
100円スタンプを使う方法は、準備するものの項目を参考にしてください。
スタンプするときは下敷きとして厚めの平らな板を敷いて押すとうまくいきます。
スタンプは、側面をマスキングテープで固定して押すとずれにくくスタンプできます。
文字数によっては、カットしたプラ板に収まらない時があるので、スタンプ単体で調整しながら押してください。
失敗しても、スティズオン専用のスタンプクリーナーでスタンプしたところを軽くこすると綺麗に落ちるので何度でもやり直しができますが、間違ってザラザラ面に押してしまうと落ちにくいです。
スタンプを消したところは、乾いたティッシュなどでよく拭いてから再度押してください。
4、スタンプを押したら2〜3分乾燥させます。
触ってみて、指にインクが付かなければOKです。
5、乾かしている間にオーブントースターをあらかじめ1分くらい予熱しておきます。
予熱が終わったら、オーブントースターに入れます。
余熱してあると、縮み始めるのがとても早いので注意してください。
縮み始めは、くしゃくしゃになってしまいますが慌てないでください。ちゃんと元の形に戻ります。
元の形に戻ってきて大体平らになったら取り出すタイミングです。
6、柔らかいうちに、平らなもので挟んだり重石をして、反らないようにします。
縮ませる前と縮ませた後の比較です。
縦 約4.5cm×横 約5cm
↓
縦 約2cm×横 約2cm です。
クラフトパンチで開けた穴に丸カンを通して、丸カンに二重カンを入れて出来上がりです。
後ろ側が薄い不織布のような感じでツルツル面に押したスタンプの文字が立体的に見えます。
実際に家の猫さんに付させてもらいました。
ネームプレートの大きさは、色々実験してみて、お気に入りのサイズを見つけて
作ってみてくださいね。