こんにちは。shizukaです。
今回は、プラ板をグラデーションカラーに塗って水晶のミニ結晶モチーフのピアスを作っていきます。
鉱物モチーフはちょっとした人気になってきていますね。
水晶の結晶のイラストをプラ板に写して色を塗って縮めてという簡単な作業で可愛い
ピアスができてしまいます。
では、早速作っていきましょう!!
目次
プラ板でできるミニ結晶のモチーフピアスの作り方
準備するもの
- プラ板
片面が少しざらつきのあるフロストタイプを使用します。
100円ショップで購入できます。
もともとざらつきがあるので、自分で擦って加工しなくても
そのまま、鉛筆や色鉛筆が使えるので便利です。
- ハサミ(先端が尖っているもの)
手芸用のものがオススメです。
- アルミホイル
オーブントースターの中に敷きます。
- 油性ペン
今回は、マッキーの油性8色セットを使いました。
- エタノール
グラデーションを作ったり汚れ落しに使います。
- コットン
エタノールを染み込ませてグラデーションを作るときに使います。
ローションを染み込ませて使う小さくカットしてあるもので大丈夫です。
100円ショップの物でも十分使えます。
- 調理用の手袋 (ニトリル手袋)
グラデーションを作っている時に素手でだと指先がかなり汚れてしまうので使用します。肌が弱い人も使用してください。
- おもし
辞書などの厚めの本がおススメです。
- UVレジン液
パジコ社の星の雫 (ハードタイプ)がおススメ!
今まで使った、UVレジンは硬化させた後のベタつきが嫌だったのですが…。
アマゾンで気になってしまったので買ってみました。
100gを購入したのですが、定価よりも安かったです。
冬場は、粘度が高くねっとりとしていて使いづらいです。
エンボスヒーターで温めるとサラサラの液になるので使いやすくなります。
- 撹拌棒(混ぜる棒)
割り箸や竹串でもOK
- UVライト・UV-LEDライト
UVライト(36w)
約2分〜3分で硬化します。
UV-LED ライト
約30秒〜90秒
厚みや季節、天候などによっても異なります。
様子を見ながら硬化させてください。
UVライト・UV-LEDライトを、持っていなくても直射日光で硬化させることが出来ます。
直接太陽光で硬化させる時には、透明の密封容器の本体をフタの代わりに使用すると、ホコリやゴミが付くのを防ぐことができます。
晴れている日は、約30秒〜90秒
曇っている日は、約3分〜10分
形や厚み、季節によって変わるので、様子を見ながら調整してください。
- クリアファイル
レジン液を塗る時にテーブルや机が汚れないようにするため。
プラ板を油性ペンで塗る時も下敷きにします。
油性ペンで汚れてしまってもエタノールで綺麗に落とすことができるので再利用ができます。
UVレジン液も硬化後に綺麗に剥がすことができます。
調色パレットがないときに、直接クリアファイルの上にレジンを垂らして調色することもできます。
- ピアスパーツ
透明樹脂製キャッチタイプ
こちらもプラ板の後ろ側にUVレジンで付けてしまおうとおもいます。
UVレジンは光が通らないと硬化しないので、透明な樹脂製の
物を使用します。
- 輪郭を描くときのペン
結晶の輪郭線を書くときに使用します。
ペン先が細いものがオススメです。
ポスカや、ホワイトゲルペン、金色銀色の細マッキー、修正液(ペンタイプ)
などです。
今回は、図案を写す時から白いペンを使っています。(修正液を使用)
エタノールを使うので、油性マジックで輪郭を描いても、グラデーションにする時に
色が混じってしまい汚くなります、エタノールでも落ちない修正液を使用しました。
落ちなければ、綺麗なグラデーションができます。
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あると便利なもの
- 針金
UVレジンの中や表面に気泡ができてしまったときに、潰します。
クリップを崩したものでも代用できます。
- セロハンテープ
画像のように使います↓
マスキングテープのノリ面を上にしてシワにならないように
両端をセロハンテープで止めます。
- マスキングテープ
色をつけたり、レジンをのせる時、後ろを固定させるために
使います。固定させると楽に作業ができます。
- 楊枝
レジン液をのばす時に使います。
細かいところを塗るのにも便利です。
- 透明の密封容器(タッパー)
太陽光で直接硬化させる時に使います。
100円ショップでも購入できます。
- パジコの調色パレット
レジン液を着色したり、モールドに注ぐ時に使うと便利です。
付属のパッケージで大まかなグラム数がわかります。
1袋3個入りです。
手芸店やネットショップで購入できます。
- エンボスヒーター
今回使用しているものは、強弱の2段階式の清原製エンボスヒーターです。
手芸店や、ネットショップで購入できます。
図案を写す方法
今回は、画像のようなミニ水晶の結晶モチーフで作っていきたいと思います。
縮ませる前と縮ませた後の比較ですが、縮ませた後は1/4くらいまで縮んでしまうので、図案は大きめに描く必要があります。
今回は、グラデーションをつけるので、エタノールをつけても影響のない、
修正液で輪郭を写しました。
マッキーで輪郭をつけてしまうと、エタノールを使った時に一緒に落ちて
しまい、描いた輪郭線がわからなくなってしまいます。
また、グラデーションの色が汚くなってしまうことがあります。
輪郭線を描いたら、完全に乾くまで置いておきます。
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プラ板のカット方法
今回は、直線が多いので、切るのが少し難しいかもしれません。
図案を写し終わったら、目打ちで深めに周りの輪郭だけをなぞっておきます。
深めになぞっておくと、はさみを入れた時に、欠けにくくしたり、なぞった輪郭のところだけが綺麗に切れやすくなります。
着色方法
1.マッキーなどの油性ペンで塗ります
裏のザラザラしている方を塗ります。
ここでもマスキングテープで後ろ側を固定すると塗りやすいです。
2.グラデーションを作る
エタノールを染み込ませたコットンで上から軽くポンポンします。
ぽんぽんして薄くなってしまったら、もう1度マッキーで塗りつぶして、
指で軽く擦ってもいい感じになります。
調理用手袋をした状態でやってください。
素手だと、指の平がかなり汚れて、なかなか落ちません。
少し乾燥させます。
縮ませる方法
オーブントースターに一度くしゃくしゃに丸めて戻したアルミホイルを敷きます。
例えば、シンプルなトースターで1000wでタイマーが付いているだけというものだったら、様子を見ながら縮ませるだけでいいのですが、私が使っている物は、1000wで温度調節がついています。
ここで疑問ですが、
温度調節機能があるものは、何℃がいいのか?という事です。
そこで、実験してみたのですが、最低温度から最高温度までで成功率が高かったのは最高温度で縮ませる方でした。
プラ板は熱に反応するので、
温度を低くすると、縮むのにも時間がかかりますが
温度を高くすると、熱くなるので、それだけ早く縮みます。
さらに1分ほど余熱すると、20秒ぐらいで縮んでくるので
とても早いです。
あっという間に縮みます。
縮ませすぎないように注意してください。
縮ませすぎると溶けたり変形します。
私の使っているトースターは最高温度が250℃です。
250℃だと30〜40秒で縮みます。(余熱なし)
縮んで、元の平らな状態に戻った頃、トースターから、取り出して辞書などの平らな部分でおもしをします。
トースターのメーカーによって、違いがあると思いますので、
半端や間違って切ってしまったプラバンで縮み具合や温度をテストをしてから、本番をやった方が、失敗が少ないです。
UVレジン液を塗る方法
縮ませたプラ板はかなり小さいので、ここでもマスキングテープで後ろがわを固定すると、縮ませたプラ板が動きづらくなるので塗りやすくなります
1.色をつけたざらつきのある方のど真ん中に、レジン液を少し垂らします。
2.端に持っていくように液を伸ばしていきます。
液が足りないときは様子を見ながら足してください
ぷっくりとするまで少しずつギリギリまで盛ります。
これより多く盛ると液がこぼれます。
(硬化させた時に周りにバリができてしまい汚い仕上がりになってしまいます。)
気泡が入ってしまったときは針金で液を持ち上げるように突くと消えます。
消えづらいときは液を端まで引っ掻くように持ってきます。
このときプラ板の表面を引っ掻かないように注意してください。
気泡が残ったままにしてしまうと、硬化する時に少し熱くなるので、気泡が上がってきて表面に出てしまい、ボコボコした表面になってしまうので、気泡は抜けるだけ抜いておいた方がいいです。
マスキングテープで固定させたまま、UVランプ(36w)を2分タイマー1回で硬化させました。
1回の硬化でベタつきはなくなりますが、
2回やると完全にベタつきがなくなります。
UVランプ本体の中のお皿は外してしまって本体だけをかぶせるようににして硬化させた方が物を動かさずにできるので、液をこぼしたり、絵柄が崩れたりしません。
UVレジンをクリアファイルの上に一滴くらい出して、ピアスパーツのお皿の方を
直接付けます。軽くつくぐらいで大丈夫です。
縮めた水晶パーツの真ん中あたりにレジン液をつけた方を下にして置きます。
ツルツルしている面に接着します。
レジン液が少しはみ出ても大丈夫です。
垂れてしまったら、拭いてください。
硬化させます
横から見るとこのようになっています。
簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!