こんにちは。shizukaです。
今回は100円プラバンを使ってたんぽぽの立体的なリングを作ります。
目次
プラバンのコツを解説‼︎
オーブンが温度調整機能つきの物はどうすればいい?
プラバンを縮ませるのに、温度がなく1000wというようにワット数だけのものなら、
プラバンの袋の説明を目安に時間が調整できますが、温度機能付きのオーブンは?という時はどうすればいいのか疑問ですよね。
今、使っているオーブンが温度つきのものなのですが、色々実験してみた結果、
プラバンは熱が加わることで縮むので、熱が弱いとなかなか縮まないので時間がかかります。温度が高ければ高いほど、早くよく縮むので、温度はそのオーブンの最高温度でやると成功率が高くなります。
プラ板は縦と横で縮み方が違う?
プラ板は、ポリスチレンという加熱すると、縮んで硬化する性質を持ったプラスチックの板です。
薄くプレスして製造されているため、縮む方向があり、縦横均等に縮ませるのは難しいです。
はじめに、端の方で実験してみることをお勧めします。
作る物によっては、縦横が重要になってくるものもあります。
左右上下対称のものは、縦か横どちらかに引っ張られて変形します。
縮ませる時のコツとは?
1、あらかじめ、オーブンを予熱させておきます。
予熱させなくてもできますが、温度ムラがあるため、プラ板によっては、
かなり変形して縮んでしまうことがあります。
予熱させておくことで、オーブントースター内が一定の温度になっているため
プラ板にも一定の熱が加わるので、均等な形で縮みます。
2、取り出すタイミング
オーブントースターの中で縮んで、大きさがほとんど変わらなくなり、縁が残っているる状態で、プラ板の全体が平らになった頃が取り出すタイミングです。
取り出してみて少し垂れるくらいが理想です。
早すぎると、変形したままだったり、硬い状態で、上から押さえるとプラバンが粉々になることがあります。
逆に入れすぎると溶けてしまいます。
3、熱いうちに形を作ります
熱いうちに素早く、作りたい形にします。型の代わりになるものがあればそれを使います。
型の代わりに使うものが、溶けやすい素材(プラスチック系)は、あまり使わない方がいいです。
中には溶けにくいものもあるので、正直使ってみないとわかりません。
冷めてしまってからだとできません
無理にやろうとすると割れる可能性が高いです。
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100円プラバンで作る立体的なたんぽぽのリングの作り方を紹介‼︎
準備するもの
- 100円プラバン
今回は0.2mmB4サイズ 透明ノンシリコンタイプを使用します。
- 紙やすり
#800(800番)
プラバンを半透明にして色鉛筆を使えるようにします。
- 太マッキー
何色でもOK
リングパーツを作る際に使います。
画像のように巻きつけるため使います。
- ハサミ(先端が尖っているもの)
手芸用のものがオススメです。
- アルミホイル
オーブントースターの中に敷きます。
- 綿100%の手袋(綿手)
今回は直接プラバンを触るので火傷しにくいように綿手を使います。
化学繊維のものは溶けてしまうものがあるので綿手を使います。
綿手は熱さに強いです。
- 25mmのボタン
画像のように中心に深めの溝があるものが良いです。
- 楊枝
100円ショップで購入できます。
- 押し棒
花びらの中心部分だけを凹ませるときにボタンと一緒に使用します。
楊枝をビーズの穴に動かなくなるところまで刺すだけなので簡単に作れます。
もし楊枝の先端がビーズの穴からはみ出てしまったら、楊枝の先を切ってビーズの穴からはみ出さないようにします。
上の方が5mm
下が10mm
です。
ビーズは100円ショップで購入しました。
- 色鉛筆
Color Pencil Tombow-1500
この色鉛筆は色乗りがとても良いです。
今回は、緑、黄色、橙を使っています。
12色、24色、36色があります。
- ピンバイス
0.2mmくらいの穴が開くもの
- テグス3号
10cm
あると便利なもの
- リングゲージ(棒タイプ)
- ボンド
テグスの固定に使えます。
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プラ板のカット方法
わかりやすくするために普通の鉛筆で書いています
1.はじめに花の周りの余分なところをカットしておきます。
3種類のパーツ同様です。
余分なところを落としておくと切るときに楽です。
2.赤線の部分をカットしていきます。
矢印の方向へVの字のようにカットしていくと綺麗に切れます。
3.葉っぱの切り方です。
はじめに余分なところをカットしてしまいます。
4.赤線で囲ってあるところは途中までカットしたところです。
はじめに黒矢印のところをVの字のようにカットします。
他のところも同様です。
次に青矢印の細かいところをカットしてきます。
こちらも青矢印の方向へVの字のようにカットします。
たんぽぽプラバンパーツの作り方を解説‼︎
図案は、葉っぱ、大、中、小の花3種類です。
大の花は直径6cm
中の花は直径4cm
小の花は直径3cm
です。
葉っぱは横約8cm×縦約6cmです。
1、プラバンを8番のヤスリで満遍なく白くなるまでこすります。
こすったら、余分な粉を落としておきます。
図案の花の輪郭を黄色でプラバンに写します。
花全体を塗る色で輪郭を描いてしまった方が、後で輪郭の線を消す手間が省けます。
葉っぱは緑で写します。
2、花の真ん中の2つの丸をピンバイスで開けておきます。
葉っぱは縮ませた後にピンバイスで開けます。
花の形にカットする前に開けた方が余計なところに亀裂が入りにくいです。
3、花の形にカットします。
カットの仕方は、プラバンのカット方法を参考にしてください。
4、色を塗ります。
大と中は全体を黄色に塗ります。
小は1/3位を橙で塗ります。
中心から外側に向かって放射状に橙を塗ります。
残りの部分は黄色で塗ります。
葉っぱは全体を緑で塗ります。
花の先端の方や、葉っぱの根元の細くなっている部分は折れやすいので
慎重に塗ってください。
5、リングになる部分を作ります。
横の長さ13.5cm×幅1.5cmの長方形を作ります。
角を少し丸くカットしておきます。
赤い丸の部分をピンバイスで穴を開けます。
穴の開ける位置は画像の通りです。
6、パーツを縮ませます。
一つずつ縮ませていきます。
色を塗った方を下にして入れます。
予熱があると縮むのが早いので目を離さないように注意してください。
7、縮ませて出せる状態になったら素早くボタンの上に乗せて片手で花びらのあたりを押さえながら、もう片方の手でボタンの溝に合わせて押し棒で押します。
ボタンの形が花の形ですが、中心に深めの溝があれば丸い形でもOKです。
下の画像が押し棒で凹ませた後のパーツ類です。
後ろ側から見るとこういう形になっています。
縮ませると花の中心に開けた穴が小さく、テグスが通らないので、もう一度ピンバイスで凹ませた方側から穴を開け直します。
8、花や葉っぱを縮ませ終わったら、リングパーツを縮ませます。
縮ませたら、熱いうちに太マッキーに巻きつけます。
巻きつける位置は調整してください。
リングパーツの方も縮ませるとピンバイスで開けた穴が小さくなるので、指に当たる方側から開け直します。
パーツの組み方を解説!
1、リングパーツの穴を開けた部分の中側からテグスを通します。
白い丸の部分です。
2、リングの通し穴の外側にパーツ類を通していきます。
葉っぱ、大の花パーツ、中の花パーツ、小の花パーツの順番で
2つの穴に、後ろの出っ張っている方側からテグスを通していきます。
葉っぱは中心に穴が一つしか空いていないのでテグスを2本とも通します。
3、テグスを通し終わったら、小の花パーツのところでテグスを結びます。
4、小の花パーツの中心までキュッときつく引っ張ります。
強く引っ張りすぎると切れてしまうので、ほどほどで。
2回結びます。
2回目は、最初に結んだ方とは反対に結びます。
こちらも小の花の中心までキュッと結んでください。
5、2回結んで不安な時はボンドで固定すると良いです。
6、完成です。
着用イメージはこんな感じです。