こんにちは。shizukaです。
今回は、100円プラ板を使って立体モチーフを作ってみたいと思います。
それを花座に応用します。
目次
100円プラ板で作る立体モチーフの作り方とは?
準備するもの
- 100円ショップのプラ板
0.2mmの厚さ
今回はホワイトプラ板を使っています。
もともとホワイトか、
透明プラ板を紙ヤスリで軽くこすって半透明にしたもの
ヤスリでこすることをサンディングと言います。
半透明にするときは、800番くらいの紙やすりで全体を軽くこすります。
短い角材に紙やすりを巻いてこすると簡単です。
少し傷が付いていますが、縮ませた後はほとんど目立ちません。
- 紙やすり
800番
数字が大きくなるほど、目は細かくなります。
- スポンジ
100円ショップで購入できます。
2個セットで108円(税込)です。初めは、ピンクの数字のようにネットに入っていましたが、ネットを取ってしまいました。
その方が使いやすいです。
表面が硬かったり、ボコボコしているもの、ゴワゴワしているものは不向きです。
スポンジは、目が細かく柔らかいものがいいです。
- デザインナイフ
オルファの21BSを使用しています。
気に入って使っているものでも大丈夫です。
替え刃のケースにデザインナイフの蓋をつけて立てることができます。
普通のカッターだと細かいところがあるので切りづらいかもしれません。
- カッターマット
同じオルファのものを使用しています。
両面使えます。白と黒に分かれているので使いやすい方で使ってください。
お手持ちのものがあればそちらでも大丈夫です。
- アルミホイル
トースターで縮ませる時に使用します。
くっつかないホイルでもOKです。
綿100%の手袋
綿手とも呼ばれます。
熱いプラ板を触る時に使います。素手だと火傷することがあるため。
化学繊維の手袋だと、熱さで溶けてしまうことがあるので、綿手を使います。
綿手は熱さに強いです。
- さいばし
縮ませたプラ板を熱いうちに取り出すために使います。
- マスキングテープ
mtのものを使用していますが、
お手持ちのものがあれば、そちらでも大丈夫です。
- クラフト用のハサミ
先端が尖っているハサミ
切り絵用のハサミがあると便利です。
- ピンバイス
1mm~1.2mmくらいの穴が開くもの
- ヒートン
貴和製作所のヒートン
NO.8
- 平ヤットコ
ヒートンが手では回しづらい時に掴んで回す時に使います。
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プラ板立体モチーフの作り方とコツを解説‼︎
図案を用意します。
ネットのフリー画像の雪の結晶のアレンジです。
はじめに100%で印刷した後もう一度、60%縮小で印刷します。
100%で約7.5cm
60%縮小で約4cm
です。
作り方のコツを解説
図案は、輪郭ギリギリのところまでカットすると後で周りをハサミで切る場合に
余分なところが少ないので楽になります。
図案を直接プラ板に写して切り抜く事もできるのですが、カットしている最中にカッターが滑って余計なところをカットしてしまい大失敗ということがよくあり、何枚も
プラ板をダメにしました。無駄にしても使い道はありますが・・・。
プラ板の上に図案をコピーしたものを重ねて一緒に切り抜いたほうが、カッターがあまりすべらずうまくいくということがわかりました。
普通の切り絵だったら、図案を切り抜く紙と合わせて周りをホチキスで止めますが、
プラ板をホチキスで止めてしまうと、針の跡が残ってしまうのでマスキングテープを使います。
プラ板と図案を画像のように4点で固定するとずれにくいです。
固定したあとは、用意した図案より5mmくらい大きめにプラ板をカットします。
切り抜くときは、細かいところから抜いていきます。
下の画像の青いところを最初に切り抜きます。
次に黄色のところを切り抜きます。
曲線を切り抜くときは、一気に切り抜きます。
何度も切り込みを入れると抜いた時にバリができやすいです。
直線の時は何度か切り込みを入れても大丈夫です。
切り抜きづらい時は図案を回転させながら作業するとやりやすくなります。
最後の輪郭を切る時は、自分から見て逆ハの字を意識して切ると綺麗に切れます。赤線の位置だけは切り込みを入れておきます。
完成するとこんな感じです。
真ん中の穴は、縮ませるまえに開けてしまうと、周りが欠けてしまい綺麗に開けられない可能性があるので縮ませてからピンバイスで開けます。
綺麗に縮ませるコツを解説
プラ板は、横と縦で、縮み方が異なります。
製造工程で、薄くプレスするため、縮み方に差が出ます。
左右対称で縮ませることは難しいです。
はじめにプラバンの端でテストしてください。
いきなり本番はやらないほうがいいです。
特に差が出やすいのが円形や楕円形です。
トースターは温度が高いほうが成功率は高いです。
トースターで温度設定があるものは、最高温度でやったほうがいいかもしれません。
実際に私が使っているトースターは温度設定があり、最高が250℃なので、
250℃でやっています。
厚みのあるプラバンを使う時は、必ず予熱してから縮ませてください。
予熱が不十分だと、気泡が出たり、温度ムラによる歪みの原因になります。
0.4mm以上の厚みは必要です。
今回使っているものは0.2mmなので、予熱をしなくてもできますが、
きっちり作りたい時は予熱をしたほうがいいです。
必ずアルミホイルを敷いて縮ませてください。
トースターについている網に直接置いてしまうと、くっついてしまって取れなくなることがあります。
縮み始めは、ぐしゃっとなってしまいますが、慌てないでください。
ちゃんと元の形に戻ります。
元の形に戻ってだいたい平らになったら取り出してください。
入れすぎると溶けてしまいます。
タイミングが難しいですが、様子を見ながら縮ませてください。
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プラ板を立体モチーフにする方法とは?
花座にしたいので、付けたい球体を用意します。
今回は、以前に作ったミモザの球体につけたいのでミモザの球体を用意しました。
スポンジを用意します。
縮ませたプラ板を素早くスポンジの上に載せます。
載せたらそのままミモザの球体を上から2〜3秒押し付けます。
押し付けた後はこんな風になります。
うまくいかない時は、もう一度トースターに入れて焼き直しができますが、
軽く平らになったぐらいで出してください。
ピンバイスで中心を垂直にゆっくり穴を開けます。
ミモザの球体も同様に中心を垂直にゆっくり回して、1mmくらいの溝を作ります。
溝を作っておかないと、ヒートンを回し入れた時に根元から折れやすくなります。
ピンバイスで中心に穴を開けたところにヒートンを入れます。
入れるのがきつい時はヒートンを回しながら入れると入ります。
ヒートンの先端をミモザの球体に開けた穴に合わせて、ヒートンが回らなくなるまで
押し込みます。ヒートンは少しきついくらいで大丈夫です。あまり、押し込みすぎると
ヒートンの根元が折れて、ネジの部分だけが溝の中に残ってしまって、取り出すのが難しくなります。
ヒートンと花座のパーツをつけるとこんな感じになります。