こんにちは。shizukaです。今回は、シリコンモールドとUVレジンで作る、ペンダントにもできそうなミニサイズのスノードームを作っていきます!
少し難易度が高いですがチャレンジしてみてください!
ガラス製の容器は使わないので、割れて怪我をしまう危険性は少ないです。蓋と容器も一緒に作っていきます。
ミニスノードームの作り方とは?
準備するもの
- シリコンモールド
クラフトタマゴの6種類のサイズの球体ができるモールドで
25mm(一番大きい所)を使います。
- パジコ半球モールド
作ったスノードームを水平に保つために使用します。
水平にできるものがあれば半球モールド以外でも大丈夫です。
- 接続パーツを作るモールド(パジコ)
- 本物みたいな水晶ができるモールド(クラフトタマゴ)
これを使います。
- 無水エタノール
スノードームの表面についてしまったハーバリウムオイルを拭く時に使います。
- キッチンペーパー
レジンクリーナーや無水エタノールを含ませて汚れ落としに使います。
- ニトリル手袋(調理用の粉なしのゴム手袋)
UVレジンを使う時に使用します。
- レジンクリーナー
硬化していないレジン液の除去と球体モールドから抜くときに簡単に抜きやすくすることが出来ます。
- UVレジン液
今回使用しているものは、パジコの星の雫(ハードタイプ)です。
お手持ちのものがあればそちらでもokです。
UV-LEDライト、UVライトどちらも対応できるレジン液がおススメです。
- UV-LEDライト
以前のUVライトよりも硬化時間が短いので、作業時間が短縮できますのでおススメです。
もちろんUVライトでも硬化できます。
- エンボスヒーター
気泡抜きに使います。
- 竹串、楊枝
気泡を潰したり、細かいところにレジン液を塗るときに使います。
- クリアファイルかシリコンマット
机やテーブルが汚れないように使用します。
シリコンマットは、ペタペタしているので、色ぬりやレジン液をコーティングしている時に作品が動いて欲しくない時に使えます。
- 封入パーツ
グリッター、ラメ、メタルパーツなど。
100円ショップでも購入できます。色々な種類があります。
お好みで使用してください。
- 調色パレット
100円ショップで購入できます。
実際に使っています。
- 宝石の雫(着色料)
今回使用したものです。
- ピンバイス1.3mm
100円ショップで購入できます
- ハーバリウムオイル
スノードームの中の液体にします。
シリコン系オイル
ミネラル系オイル(流動性パラフィン)
どちらでもお好みで使用してください。
セリアやダイソーでも購入できます。
- シリマー(注射器型スポイト)
ハーバリウムオイルやスノードーム液を入れる時に使います。
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スノードームの中に入れるパーツ(本物みたいなアメジスト)の作り方
⒈本物みたいな水晶ができるモールドでアメジスト風のパーツを作ります。
⒉調色パレットに透明のレジン液と宝石の雫の紫を2滴入れて
⒊色むらが出ないように混ぜます。気泡ができてしまったら、エンボスヒーターで温めて潰してください。
UVレジン液は温めるとサラサラな液になりモールドに入れやすくなります。
エンボスヒーターは、温めるものに近づけすぎると、エンボスヒーターの中で熱が逆流して部品が壊れます。
注意してください。
⒋本物のような水晶ができるモールドの1/3くらいまで紫に着色したレジン液を入れます。
⒌最後まで透明なレジン液を入れます。
画像のように色が綺麗に別れるのが良いです。
⒍UV-LEDランプで1分硬化します。
⒎ぬるいくらいまで冷まします。熱いうちにモールドから出してしまうと、モールドの劣化を早めてしまいます。
⒏モールドから外します。外してみてまだべたつきがあるようならもう一度UV-LEDランプで1分硬化させます。
⒐本物みたいなアメジストパーツが出来ました!
中が空洞の球体パーツの作り方
⒈球体モールドの一番大きい所へ透明なレジン液を1/3くらいが目安ですが、もう少し多くても良いです。少し多めだとしっかりとした厚みのある空洞球体ができます。
⒉UV-LEDライトのスタンドを立てて
画像のように置いて準備しておきます。
⒊UV-LEDライトを付けて、球体モールドを1mくらい離して、穴のふちギリギリのところ(赤い円の位置)をキープしたままモールドを縦にした状態で回転させながら硬化させます。レジンの穴を時々のぞいてレジン液が流れなくなったら回転を止めます。
⒋そのまま1分硬化します。
⒌ぬるいくらいになるまで冷まします。
球体はモールドから抜きにくいので、レジンクリーナを隙間に数滴入れてモールドの底部分をつまむようにして出すと、すぽっと簡単に取れます。
⒍取り出して完成です。
スノードームの本体になります。
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各パーツを合体させる方法
⒈空洞の球体パーツを半球モールドの上に水平になるように置きます。空洞パーツの中に1〜2滴透明レジン液を入れます。
2、本物みたいなアメジストパーツを空洞の球体パーツの中へ入れます。
入れずらい時はヤスリで底を少し削って入れると入りやすくなります。
⒊竹串や楊枝を使って本物みたいなアメジストパーツの底に
⒈の工程で入れたレジン液が付くようにします。空洞の球体パーツは底が平らではないので、楊枝や竹串でアメジストパーツが倒れないように上から押さえたまま硬化させます。
⒋反対にして底の面も硬化させます。
⒌完全に硬化させたら、また半球モールドに穴がある方を上にして水平になるように置きます。
⒍蓋を作ります。
調色パレット上に空洞の球体パーツの穴より2〜3mm大きめに
透明レジン液を調色パレットの中心からゆっくり出します。
そのままUV-LEDライトで1分硬化させます。
⒎硬化したら、一度、空洞の球体パーツの穴に合わせてみます。
穴より小さかったら⒎の工程をもう一度やります。
蓋ができたら、ピンバイスで中心に1.3mmくらいの穴を開けます。後で使うので別にしておきます。
⒏封入パーツを入れます。
お好みで入れてください。
⒐空洞の球体パーツの穴に蓋をします。
穴の周りにレジンを塗りずれないように蓋をのせます。
横や上から見て蓋の位置を調整します。
上手く調節できたらUV-LEDライトで1分硬化します。
⒑蓋の周りを念入りに隙間ができないように透明なレジン液を塗ります。細かいところは、楊枝や竹串で塗ると良いです。
光にかざすと塗り忘れの隙間がわかります。
11.UV-LEDライトで1分硬化します。
12.シリマーを使ってハーバリウムオイルを入れていきます。
ギリギリまで入れます。
13.穴を透明レジンで塞ぎます。
UV-LEDライトで1分硬化します。
スノードームの本体を無水エタノールで拭いて汚れを落とします。
14.接続パーツモールド(赤い矢印のもの)を作ります。
楊枝、竹串などで隙間に少しずつ透明レジン液を入れていきます。
右側のようなパーツができます。
15.UV-LEDライトで1分硬化します。
16、スノードームの蓋に14.の工程で作ったパーツを付けます。
14のパーツの足の底部分に透明レジンを塗ります。穴の部分が大きいので少し多めでも大丈夫です。
向きはお好きな方向で、上から軽く押さえてUV-LEDランプで硬化します。
硬化した後は画像のようになります。
スノードームの完成です!!
穴が大きいので直接チェーンやヒモを通すことができます。
ペンダントにしたり、キーホルダーにしたり、いろいろなアレンジ方法で楽しんでくださいね。